きょうの動意株

日立工は反落も四半期配当の基準日接近で見直し余地

 日立工機(6581)は、21円安の1608円と4営業日ぶりに反落している。6月14日につけた年初来安値1490円からの出直り過程で利益確定売りに押されているものだが、6月7日に基準日を公告した四半期配当の導入は6月末にかけて再評価される余地が大きい。四半期配当制度は、5月に施行された会社法に則り配当回数の自由化として認められ、同社では6月28日開催予定の定時株主総会での定款変更の承認可決を前提に実施することにし、この基準日を6月30日と公告した。配当は、今期年間配当は24円を予定しており、これを4回に分けた6円となる見込みだ。同社業績は、前期も期中に2回も上方修正するなど好調に推移している。今期は前期比4%増収、2%経常増益を予想、純利益は前期の繰り延べ税金資産計上の税効果が消え106億円(前期比7%減)と減益となるが、電動工具は引き続き北米、欧州、東欧、ロシア向けなどに伸びており、前期と同様に上方修正の可能性は残る。株価は、PER18倍台と市場平均並みだが、全般相場浮上とともにカサ上げとなろう。

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