きょうの動意株

三洋電は太陽電池の次世代プログラムを手掛かりに反発

 三洋電機(6764)は前場、13円高の253円と4日ぶりに反発し6月14日につけた年初来安値236円からの出直りを鮮明化した。21日に太陽電池事業の拡大のため2010年度までに累計で400億円以上を投資する「次世代プログラム」を発表し、売り方の買い戻しを含め下値買いを誘った。同プログラムは、単位面積当たりの発電量が世界一の太陽電池のセル変換効率をさらに22%以上に引き上げ技術力で圧倒的な差別化をするとともに、新たに多結晶ウエハを用いた「多結晶HIT太陽電池」を商品機軸に加え幅広く顧客ニーズに応えられる拡販体制を整える。また、シリコン原材料調達ルートを拡大する新アライアンス構築も視野に入れ、国内外製造拠点の最適配置なども検討する。これにより太陽電池事業は、2005年度の3倍以上、1800億円事業へ拡大を目指す。同社は経営再建を目指す中期経営計画のなかで太陽電池をコア事業として強化する方針を打ち出しており、今回のプログラムに沿い具体化する。株価は、今3月期の黒字転換幅が市場コンセンサスを上回ったとして反発する場面もあったが、なお下値鍛錬となっている。当分は、1.23倍と大取組となっている信用需給主導の値動きとなりそうだ。

ページトップ