きょうの動意株

JALは7億株の公募増資の需給悪・希薄化嫌い連日の安値

 日本航空(JAL、9205)は、寄り付きから売り気配を切り下げ20円安の270円売と変わらずを挟み7営業日続落し連日の昨年来安値更新となっている。前週末に7億株の公募増資と5000万株を上限とする株式売り出しを発表、業績の先行きが不透明ななかで公募株式数が発行済み株式数の35%にも達するだけに需給悪化・希薄化懸念が強まり売り物が先行している。公募増資は、航空機購入の充当に向けオーバーアロットメントによる第3者割当増資を含め2227億円調達するため実施し、発行価額は7月19-21日に決定、払い込み期日は7月27-31日として実施される。同社は、相次ぐ運航トラブル、社内人事抗争に航空燃料高騰などが重なり、前期業績は赤字・無配転落、減資も実施した。今期は、小幅黒字転換を予想しているが、無配を継続、実態面の手掛かり材料難をさらに需給面の悪材料が直撃することになり、なお下値探りが続くことになりそうだ。

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