きょうの動意株

サンエーは3Q大幅増益、増配と公募増資が綱引きし売り気配

 サンエー・インターナショナル(3605)は、寄り付きから売り気配を切り下げ450円安の4010円売り気配と変わらずを挟み9営業日続落となり、6月14日につけた年初来安値4310円下回っている。売り買い差し引き約13万株の売り物である。前週末14日に2006年8月期第3四半期(3Q)の大幅増益・高進ちょく率決算と期末配当の増配を発表したが、同時に公募増資・株式売り出しも実施するとして好悪材料が綱引きし売り先行となっている。同社の3Q業績は、前年同期比7%増収、39%経常増益、47%純益増益で着地した。各ブランドショップの既存店売り上げが堅調に推移し、総店舗数も増加したことが大幅増益につながった。3Q実績は、8月通期予想業績を経常利益で152%、純利益で129%クリアしたが通期予想は据え置いた。期末配当は、前期実績の30円から50円に増配する。一方、店舗出店・改装などの設備資金と借入金返済資金調達のため、300万株の公募増資と20万株の株式売り出しを8月1日払い込みで実施する。株価は、PER16倍台と割安だが、市場ではこのところ牧野フライス、エルピーダ、JALなど大型ファイナンス銘柄が需給悪・希薄化を懸念し売られており、しばらく下値鍛錬が避けられない。

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