きょうの動意株

オーデリックは年初来安値も大幅増配に再評価余地

6889 オーデリック 株価チャート

 オーデリック(6889・JQ)は前場、27円安の1143円と3営業日続落し7月7日につけた年初来安値1148円を下回った。前日に今9月中間期・3月通期配当の増配を発表したが、反応はなく引き続き売り先行となっている。同社の今期配当は、中間期に創立55周年の記念配当10円を上乗せして25円(前年同期実績15円)、期末も35円(同25円)に引き上げ、年間60円(前期実績40円)に増配する。今後の事業展開を勘案しつつ株主への利益還元を図るもので、前期に3回も下方修正して純益赤字で着地した業績が、今3月期は大幅増益・黒字転換を予想していることが背景になっている。前期は山形工場・山形物流センター子会社化に伴う早期希望退職者募集の特別損失計上で小幅赤字転落となったが、今期はこのコストダウン効果や新製品攻勢などが重なり、純利益は3億2000万円(前期は9700万円の赤字)となる。株価は、前期業績の再三の下方修正でPBR0.4倍水準まで大きく値を崩している。PERは27倍台と割高だが、配当利回りは今回の増配で5.1%となるだけにマーケットメーク(MM)人気再燃を刺激する展開もありそうだ。

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オデリック (6889)

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