きょうの動意株

ヤギコーポはMBO価格に一気にサヤ寄せし急反発

 ヤギコーポレーション(3595・JQ監理)は、マーケットメーク(MM)銘柄の特性を発揮し寄り付きに222円高の657円と急反発している。前日に同社株式を28.37%保有し同社八木孝男会社が社長を務めるオーナー企業のヤギエージェンシー(石川県金沢市)が、同社株式のMBO(経営陣による株式公開買い付け)を実施すると発表、同社も賛同を表明したことからMBO価格659円に一気にサヤ寄せを期待するしている。MBOは、同社の属するユニフォーム業界の市場規模がピークの約1700億円から半減するなかで、価格・新製品競争が激化、機動的な経営戦略を迅速に遂行する経営体制への転換が不可欠として実施される。同社の前期業績が、上場来初の赤字転落となり減配となったことも背景となった。MBOは、7月20日から8月22日までを買い付け期間に418万2958株を買い付ける予定で、買い付け終了後の所有株式は763万2438株(所有比率66.70%)となり、同社は所定の手続きを経て上場が廃止される。MBOは、ワールド、ポッカコーポレーション、さらに今年6月にすかいらーくが実施するなど日常茶飯事化しており、改めて株式上場の意義につき問題提起をすることになる。

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