きょうの動意株

ダイエーは丸紅の筆頭株主化報道で逆に年初来安値

 ダイエー(8263)は、185円安1764円と続急落し7月19日につけた年初来安値1860円を割っている。22日、23日の日本経済新聞で丸紅(8002)が、産業再生機構の保有する同社の発行済み株式の33・6%(議決権ベース)をすべて買い取り44.6%を握る筆頭株主になる方針を固めたと伝えられたが、経営再建の方向はなお不透明として売り先行となっている。同社株は、再生機構が33.6%、昨春スポンサー企業に決まった丸紅が10.96%、投資ファンド、アドバンテッジパートナーズ(AP)が23.59%を保有し経営再建を進めてきた。この再建には、実際に原料調達や流通にノウハウのある丸紅が主体となる方がベターと判断され、今2月期第1四半期決算も営業黒字だったことなどから、再建にある程度めどがついたとして株式取得を決めたとされた。一方でダイエーの株価が値下がりする前に売却したい再生機構側の事情も観測されており、前向き評価にはマイナスとなっている。なお、丸紅はこの日寄り付き前の8時38分に「現時点で(ダイエー)株式の取得を決定した事実はない」とのコメントを発表した。株価は、なお波乱継続となりそうだ。

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