きょうの動意株

日フェルトは製紙業界の再編思惑が波及し続伸

3512 日本フエルト 株価チャート

 日本フェルト(3512)は、4円高の714円と続伸している。北越製紙(3865)が、王子製紙(3861)から敵対的TOB(株式公開買い付け)を仕掛けられたい量の買い物を集めてストップ高したことを連想して製紙業界の再編思惑が高まっているもので、PERが割安放置となっていることも買い増勢効果を発揮している。王子紙の敵対的TOBは、アジア市場を視野に入れた世界的な製紙業界再編の一環だが、これに先立って同社自体も、市川毛織、日本フィルコンの製紙用具3社で経営統合を進め、公正取引委員会による競争制限抵触懸念により2002年に断念した経緯がある。市川毛との2社統合で、製紙用フェルトの国内シェアが90%近くに達したためだが、当時より業界環境はさらにグローバル化しているだけに思惑再燃となっている。業績も順調に推移し今期純利益は2ケタ増益で連続過去最高を予想しており、7月29日発表予定の今期第1四半期決算で確認の動きを強めよう。村上ファンド関連で調整が続いた株価は、PER13倍台、PBR0.9倍と割安で大幅調整が見込まれる。

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フエルト (3512)

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