きょうの動意株

大平金は上ぶれ期待の1Q決算を先取りし連日の高値

5541 大平洋金属 株価チャート

 大平洋金属(5541)は、41円高の946円と4日続伸し連日の年初来高値更新となっている。フェロニッケル価格の高水準推移から業績の上ぶれ期待が高まっており、明8月11日発表予定の今3月期第1四半期(1Q)決算を先取りする買い物が続いている。同社の今3月期業績は、売り上げ626億6900万円(前期比10%減)、経常利益170億8700万円(同28%減)、純利益99億8200万円(同37%減)と減収減益を予想している。前期は、主要需要先のステンレス鋼業界の減産があったもののニッケル価格が高騰し過去最高となったが、今期はステンレス鋼生産の適正化を予想したことからニッケル価格を慎重に見通し、累損解消に伴う税負担の平準化で2ケタ減益としている。ただニッケル価格は、想定より強含みで推移しており、同社の生産設備を今期から2年間で215億円を投資して増強、原価低減を進めることもあり上ぶれ期待が高まっている。1Q決算の動向に注目が集まっているもので、株価はPER18倍台と市場平均並みとなっているが、売り残・買い残が積み上がっている信用大取組も思惑を増幅しよう。

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大平洋金 (5541)

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