きょうの動意株

乾汽船は業績増額見直しを信用取組好転が支援し続伸

 乾汽船(9113)は、4円高の409円と3日続伸しし400円台出没場面に煮詰りをみせている。8月10日に発表した今9月中間期・3月通期予想業績の上方修正をきっかけに株価が大きく上ぶれ、高値で売り残が急増する需給好転思惑が強まり、PER12倍台の割安訂正から上値を伸ばす展開が有力視されている。同社の3月通期業績は、売り上げが期初予想を5億円、経常利益が2億5000万円、純利益が1億7000万円それぞれ引き上げられ、純利益は8億5000万円(前期比28%減)と減益率を縮小した。海運大手の業績を軒並み下方修正させた燃料油価格の高止まりはあったが、不定期船マーケットが春先からやや回復し、第2四半期も堅調に推移していることから上方修正に踏み切った。なお通期業績は、中間期上方修正を下期の従来予想に上乗せしたとしており、下期の不定期船市況次第ではさらに修正余地が広がることになる。株価は、業績修正をきっかけに50円高を演じたが、PERはまだ割安顕著である。値ごろ妙味も加わり、全員参加型の上値追い相場も有望となる。

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