きょうの動意株

紀陽HDは3日続伸、傘下銀行に公的資金注入報道

 紀陽ホールディングス(8415)は、10円高の205円と3営業日続伸となっている。この日付けの日本経済新聞で、傘下の紀陽銀行が金融機能強化法適用の第1号として、公的資金注入を申請する最終調整段階に入ったと伝えられたことが続伸の手掛かりとなっている。同社は、今年2月に共同株式移転により紀陽銀行と和歌山銀行の持ち株会社として設立され、東証1部に再上場され、10月に傘下の両行は合併の予定にある。和歌山銀行は、2000年11月に公的資金注入を要請、優先株120億円は新会社設立までに紀陽銀行が買い取り返済する。今回の公的資金注入要請は、金融機能強化法の適用条件である「地域経済の活性化」につながるとして行われるもので、注入額は200-300億円と観測されている。合併後の新会社の和歌山県内のシェアは、総預金で38%強、貸出金で46%強に上昇するとされており、一段と競争力強化につながる。株価は、2月の再上場来高値361円から7月19日の176円まで調整一途となっており、底値買い妙味も増大してくる。

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