きょうの動意株

サンシティは渋谷一丁目プロジェクトに反応なく反落

 サンシティ(8910)は、1500円安の8万3000円と4営業日ぶりに反落している。前日に不動産流動化事業の「渋谷一丁目プロジェクト」の開発着手を発表したが、利益確定売りに押され反応は限定的となっている。同プロジェクトは、東京都渋谷区の364.75平方メートルの敷地に地上12階地下1階のオフィスビルを10月に着工、テナント数12室の事務所・店舗とするもので、竣工は来年11月、総事業費は約50億円を予定している。同地域は、渋谷区都市マスタープランなどに基づき再開発計画が相次いでおり、2007年度開業予定の東京メトロ13号線や2012年度の東急東横線の地下化、地下鉄13号線との相互直通運転などが計画されている。同社は、これまで地盤の東北地方で再開発事業や不動産再生事業を展開してきたが、新規オフィスビル開発は今回が初めてとなる。株価は、今年6月に1部指定替えとなり80億円の転換社債を発行したことを嫌気して急落した。7月5日に今12月期予想業績を上方修正したことから反発に転じている。PERは11倍台と割安で下値に見直し買いが集まる展開も想定される。

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