きょうの動意株

京阪不は悪材織り込み基準地価上昇をテコに続伸

8818 京阪神ビルディング 株価チャート

 京阪神不動産(8818)は、20円高の837円と続伸している。この日付けで国土交通省が発表した2006年基準地価が、3大都市圏で16年ぶりに上昇したことが直接の買い手掛かりで、今3月期第1四半期(1Q)純利益が、前年同期の固定資産売却益一巡から2ケタ減益となったことや、9月11日受け渡しで実施した合計138万株の自己株式売り出し(売出価格798円)などにより調整してきた一巡感も、PER18倍台の割安打診買いにつながっている。とくに同社は現在、データセンタービルとオフィスビルを各1棟ずつ建設中で、データセンタービルは来年1月、オフィスビルは同4月に竣工予定で、この時点で総賃貸面積が12%増の約6万7000坪になり、地価上昇が賃料アップにつながると評価されている。データセンターは5棟が稼働中であり、新規竣工によりオフィスビル、場外馬券売り場と並ぶ収益源多様化につながる。通期純利益は、減損損失一巡で21億円(前期比11%増)と2期ぶりの過去最高を予想、PERは市場平均を下回る。昨年12月高値1175円から7月の724円までの下落場面で信用取組も株不足となる好需給となっており、再騰に弾みをつけそうだ。

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京阪神ビル (8818)

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