きょうの動意株

共栄タは業界異彩の業績上方修正を受け上昇率トップ

9130 共栄タンカー 株価チャート

 共栄タンカー(9130)は、寄り付きから買い気配を切り上げ35円高の364円まで買い進まれ急反発している。東証1部値上がり率順位のトップに躍り出ている。前週末に今9月中間期・3月通期予想業績の上方修正を発表、期初予想の減益率が縮小することで再び低位の異彩株思惑を発揮している。同社は、タンカー専業の中堅海運会社だが、前期も海運大手3社が業績を下方修正するなかで逆に増額修正をするなど異彩を放っており、今回も同様のケースとなっている。上方修正のうち通期業績は、売り上げが期初予想を6億5000万円、経常利益が3億円、純利益が2億円それぞれアップし、純利益は5億円(前期比31%減)と減益率を縮小する。海運市況が想定より高水準に推移したことにより、海外子会社保有のVLCC(大型タンカー)の収益が拡大し業績の上方修正につながった。同社は、国内石油会社向けの長期契約と子会社のフリー船運航で船隊を構成する体制で市況高を享受しており、今年2月にはさらに連結子会社が30万トンタンカーやプロダクトキャリアーなど4隻を国内造船所から取得、来年3月以降に順次就航させる船隊整備策も発動している。株価は、年初高値480円から200円超の値幅調整となったが、8月発表の第1四半期業績の大幅増益着地をテコに反発し3分の1戻し水準を固めているところである。PERは割高だが、信用取組は1倍ソコソコと拮抗しており、異彩人気発揮を支援しよう。

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共栄タンカ (9130)

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