きょうの動意株

東芝はWH買収の1600億円の負担増を嫌い続落

6502 東芝 株価チャート

 東芝(6502)は、45円安の718円まで売られ3日続落となっている。東証1部値下がり率順位のワーストワンである。4日に米原子力産業大手ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)買収について、米国や欧州での独禁法審査などが9月末に終了、10月中に株式を取得し買収を完了すると発表したが、同社の投資負担が当初より約1600億円増加し、新たな出資先を探す展開になると観測されたことから売り先行となっている。WH買収は、買収総額が約6400億円となるが、このうち、東芝が約4900億円を投じWH株の約77%を保有し、米エンジニアリング企業のショー・グループも約1270億円を出資し約20%、さらに石川島播磨重工業(7013)も約190億円を出資し約3%を取得する。当初、約20%出資を交渉していた丸紅(8002)は出資を断念、このため東芝は丸紅の出資分を肩代わりして51%程度と見込んでいた出資比率を77%に引き上げ、出資額も約1600億円増えて約4900億円の負担増になる。東芝は、事業リスクを軽減するため新たな出資企業を探すことになる。株価は、これまでも再三にわたり積極的な先行投資に伴う投資負担を懸念して強弱感が対立、下値を試す展開が続いており、10月31日発表予定の9月中間期業績の動向などが次のポイントになるとみられている。

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