きょうの動意株

住商リースはTOB価格にサヤ寄せし買い気配

 住商リース(8592)は、寄り付きから買い気配を切り上げ200円高の6740円買い気配と続伸している。前週末13日の後場取引時間中に三井住友銀ファイナンシャルグループ(8316)との資本・業務提携のニュースが流れ株価は急伸したが、同日大引け後に三井住友銀行リースとの合併を正式に発表、リース取扱額で業界最大手になるとともに、合併に先立って住友商事(8053)が、同社を株式公開買い付け(TOB)により完全子会社化、同社も賛同を表明したことからTOB価格7000円にサヤ寄せする動きとなっている。合併は、リースの会計基準変更などで経営環境が厳しくなることに対応するもので、このほか住商オートと三井住友銀オートも合併して事業を共同化、商社系リースと銀行系リースの顧客基盤・ノウハウを結集・融合し、国内ナンバーワンのリース・オートリース事業の確立を目指すことを目的にしている。この早期実現のため、同社の発行済み株式総数の36.12%を保有する住友商が、約2000億円を投資してTOBにより同社を完全子会社化する。TOBは、10月31日から12月7日までの38日間を買い付け期間に2756万655株(発行済み株式総数の63.51%)の買い付けを予定、TOB終了後に上場廃止になる。市場規模8兆円の国内リース業界の再編思惑を高め、新たな株価材料として浮上しよう。

ページトップ