きょうの動意株

新日鐵は大型転換債発行も世界的業界再編思惑高まり小幅続伸

5401 新日鐵住金 株価チャート

 新日本製鐵(5401)は、6円高の503円と小幅続伸し9月6日につけた年初来高値513円を意識する動きとなっている。前週末20日に今年最大のエクイティファイナンス(新株発行を伴う資金調達)となる総額3000億円のユーロ円建て転換社債型新株予約権社債と韓国のポスコとの戦略的提携を発表、同時にインド鉄鋼大手のタタ製鉄が欧州鉄鋼大手のコーラスを買収することが伝わったことから、需給悪化・希薄化懸念を世界的な鉄鋼業界再編思惑がハネ返し買い先行となっている。転換債発行は、高級鋼需要の拡大に対応し設備の新鋭化や高級鋼一貫体制の強化、さらに国内外の鉄鋼各社などとのアライアンスの積極的な深化・拡大を進める資本調達策として実施するもので、発行形式は、海外子会社に劣後特約付きの海外円建て新株予約権付社債を割り当て、同子会社が新日鐵の主要取引先のみずほコーポレート銀行など3銀行を引き受け先に転換社債と交換する権利を持つ優先出資証券を発行するハイブリッド証券とする。発効日は11月9日を予定、転換価額は740円と高く設定されていることから希薄化が抑えられる設計となっている。株価は、世界的な業界再編が続く環境下、互いに3.32%、2.17%の株式取得をするボスコとの提携や国内同業他社との株式持ち合いなどによる提携戦略で勝ち組グループの一角に浮上し、上値を刺激する展開が続きそうだ、

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新日鉄住金 (5401)

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