きょうの動意株

富士精は反落も業績減額織り込み底値買い一考余地

6142 富士精工 株価チャート

 富士精工(6142・名2)は、9円安の601円と反落している。9月20日に発表した2006年8月中間期・2月通期業績の下方修正が引き続き上値抑制圧力となっているが、前日開催の同社中間期決算説明会で「主要顧客の設備投資が来期から再び拡大し、下期に受注につながる可能性もある」(森誠社長)と示唆したことから、下げ過ぎ訂正の期待も高く下値は底値買いを一考の余地がありそうだ。同社は、トヨタ・グループ向けが売り上げの約60%を占める自動車の生産ライン組み付け用の切削工具・治工具メーカーで、前期はトヨタ・グループの積極的な設備投資の恩恵を受け、過去最高の業績を達成した。今期は、この設備投資が端境期となるため中間期・通期業績を下方修正、通期業績は、売り上げ202億円(前期比1%減)、経常利益19億円(同24%減)、純利益9億5000万円(同4%減)を予想した。ただトヨタ自動車は、世界シェア15%達成に向け来期から新型エンジンの生産ラインなどを中心に再び設備投資の拡大を計画しており、今期期末、来期以降の同社業績を押し上げる展開も有力となる。PER13倍台、PBR0.8倍、配当利回り2.1%の株価は、底値買い妙味を拡大する。

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富士精 (6142)

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