きょうの動意株

いすゞはトヨタとの資本・業務提携をテコに買い気配アップ

7202 いすゞ自動車 株価チャート

 いすゞ自動車(7202)は、寄り付きから買い気配を切り上げ10円高の4225円買い気配と反発している。約150万株の売り物に対して、買い物は約1842万株に達している。前日にトヨタ自動車(7203)との資本・業務提携の合意を発表、昨年10月にGMの保有株をトヨタが取得して富士重工業(7270)の株価が、窓を開けて17%高の急伸をしたことを連想する買い物が集まっている。両社の提携は、開発・生産分野の相互の経営資源の活用や技術面の補完を図り、シナジー効果を発揮する枠組みを構築することを目的にしており、業務面では小型系ディーゼルエンジンやディーゼルエンジンの排出ガス制御技術・装置、エンジンの各種基礎技術、代替燃料などの幅広い環境技術の共同開発、生産などを進める。この業務提携を円滑に進めるため、トヨタは、GMが三菱商事や伊藤忠商事に売却したいすゞ株式1億株(取得比率5.9%)を11月10日受け渡しで総額440億円で取得する。GMは、経営危機乗り切りのために系列化したいすゞ、富士重株式を売却したが、両社株式はすべてトヨタが取得することになり、「駆け込み寺」的な存在となっている。かつてトヨタ、日産自と並び「御三家」といわれたいすゞも、トヨタのグループ内で強みを持つディーゼルエンジン技術を核に生き残りを図ることになる。

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いすゞ自 (7202)

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