きょうの動意株

松下は10兆円目標の中期経営方針を評価し直し反発

6752 パナソニック 株価チャート

 松下電器産業(6752)は、45円高の2335円と4営業日ぶりに反発している。前日にプラズマディスプレイ用のパネル新工場建設が伝えられたものの、むしろ薄型テレビの競争激化を懸念して売り先行となったが、大引け後にこの新工場建設と2007年度新経営方針を正式発表、積極経営姿勢を評価し直す動きに変わっている。10日の米国NYダウが反発、ナスダック総合株価指数が3日続伸し、為替相場が1ドル=119円台の円安となったことも買い支援材料となっている。新経営方針は、2009年度に連結売上高10兆円を目指すことを柱として、プラズマテレビなどのデジタル家電で7000億円、カーナビゲーションシステムなど自動車向け事業で2000億円、冷蔵庫など白物家電で4200億円のそれぞれ増加を計画している。売上高営業利益率は、2006年度見込みの5%から2009年度に8%、10年度以降に10%の達成を目標にしている。この一貫として東レとの合弁会社・松下プラズマディスプレイの第5工場を建設する。兵庫県尼崎市(現工場隣接地)に2007年11月に着工し、2009年5月に第1期稼動開始を予定、投資額約2800億円で月産100万台(42型換算)を生産する世界最大のPDPの量産工場とするとともに、投資生産性も第1工場比で5倍以上と世界最高効率を目指す。株価は、出遅れ主力株人気を高めることになりそうだ。

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パナソニク (6752)

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