きょうの動意株

ダイエーは業績減額より3Qの69%増益を評価し反発

 ダイエー(8263)は、46円高の1714円と3日ぶりに急反発している。11日に今2月期第3四半期(3Q)決算と今期通期業績の下方修正を発表したが、3Q経常利益が69%の大幅増益となる本業の順調推移を評価する買い物が先行している。同社の3Q業績は、前年同期比24%減収、18%営業増益、69%経常増益、93%純益減益で着地した。売り上げは、前期実施の店舗閉鎖や売却・清算など事業再編で大きく落ち込んだが、店舗改装、食品強化、有力テナント導入などの営業施策の効果が表面化してきている。営業利益は、金融子会社の減益や事業売却などの影響はあったが、単独損益が大幅に改善したことで増益となり、経常利益は連結有利子負債を11月末時点で7393億円まで圧縮したことによる支払利息減少、持分法投資損益改善により大幅増益となった。ただ、今2月通期業績は、金融子会社のオーエムシーカード(8258)が、過払い金の引当金額を積み増し今期業績を下方修正したことを要因に、前回予想の400億円から335億円(前期比38%)に下方修正した。株価は、筆頭株主の丸紅の保有株をイオンに譲渡するなど経営再建の最終局面で本業の回復度合いを探る下値鍛錬を続けている。株価の一段の浮上をサポートしそうだ。

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