きょうの動意株

田辺薬は売買停止、三菱ウェルとの合併報道の真偽を確認

4508 田辺三菱製薬 株価チャート

 田辺製薬(4508)は、8時20分から売買が停止された。この日付けの日本経済新聞で、同社と三菱ウェルファーマ(非上場)とが今年秋に合併すると報道されており、同報道の真偽を確認するためで、情報に関する発表が行われたことを確認した後30分を経過した時点まで継続される。同社は、業界11位の中堅製薬で、1974年発売の降圧剤「ヘルベッサー」が大型化するなど研究開発力には定評があるが、このところは目立った新薬がなく導入品のリウマチ治療薬への収益依存度を高めていた。報道では、業界環境は医療費抑制が続くなど一段と厳しさを増し、新薬開発力と米欧へのグローバル展開が、今後の生き残りのカギになるとみられており、国内9位の三菱ウェルファーマと合併し、業界6位になるとともに、両社の得意分野を補完し事業基盤を強化するとされた。両社合計mの研究開発費が770億円と業界5位、医療情報担当者(MR)が約2500人と同2位となり、合併新会社に50%超出資する三菱ケミカルホールディングス(4188)グループの化学技術、資金力と組み合わせ大手に対抗する。2005年に相次いだ製薬会社の合併が再度進展、業界再々編観測が強まるなか株価も思惑を高めそうだ。

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田辺三菱薬 (4508)

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