きょうの動意株

佐世保は2回目の業績増額が売り方の買い戻し誘い高値更新

 佐世保重工業(7007)は、8円高の398円と続伸し今年1月24日につけた昨年来高値391円を更新している。前週末に今3月期第3四半期(3Q)決算とともに発表した昨年1月に続く今期通期業績の2回目の上方修正が、売り方の買い戻しをリード役に低位値ごろ妙味株人気を高めている。同社の3Q業績は、前年同期比5%増収、35%経常増益、2.2倍純益増益で着地した。新造船受注が8隻、受注金額が63%増と伸び、引き渡した新造船も8隻となったが、鋼材値上がりと船型多様化による同型船効果が縮小し経常利益は減益となった。ただ純利益は、前期計上の固定資産減損損失が一巡したことから大幅増益となり、通期業績は新造船工事進捗、機械部門の生産性向上、税効果会計の繰延税金資産引き当てなどが重なり、昨年10月に続き再上方修正した。売り上げは10億円、経常利益は3億円、純利益は9億円上積みするもので、純利益は21億円(前期比2.5倍)と急拡大する。株価は、前回業績修正時には材料出尽くし感で売り先行となったが、11月の今期復配発表から下値を切り上げた。PERは30倍台と割高だが、信用取組は1.3倍と厚みを増しており、需給主導の上値追いが続きそうだ。

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