きょうの動意株

四国電は増益転換の業績上方修正をテコに高値顔合わせ

9507 四国電力 株価チャート

 四国電力(9507)は、30円高の2975円と5営業日続伸し前日ザラ場につけた昨年来高値に顔合わせしている。前日に今3月期第3四半期(3Q)決算の開示に合わせて、減益予想が増益となる今期通期業績の上方修正を発表、配当取りの動きを加速している。同社の今期業績は、昨年9月に中間期業績と通期売り上げを上方修正、10月発表の中間期実績はこの修正値を上回るとともに、通期売り上げをさらに100億円アップした。今回は、売り上げを10月予想の据え置きとしたが、経常利益は50億円、純利益は30億円それぞれアップし、純利益は290億円(前期比4%増)とプラス転換する。3Q業績が、産業用大口電力の増加や燃料価格上昇による収入増、支払利息など営業外損益改善などで、前年同期比16%経常増益、0.9%純益増益で着地し、10月予想値に対して経常利益が102%、純利益が99%の高進捗率となっており、電力供給や燃料価格の動向、原子力バックエンド費用の新引当制度見通しなどから上方修正を行った。株価は、電力会社でトップバッターの決算発表が上方修正となったことを評価、騰勢に格差をつける展開も想定される。

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