きょうの動意株

ソニーは今度は通期業績増額も反応鈍く続落

6758 ソニー 株価チャート

 ソニー(6758)は、120円安の5510円と3日続落となっている。前日に今3月期第3四半期(3Q)決算の開示に合わせて、今度は今期通期業績の上方修正を発表したが、修正幅が小幅で前日の米国市場のADR(預託証券)も限定的な反応にとどまったことから売り継続となっている。同社は、昨年10月に今期業績の下方修正を発表しているが、その修正値を今度は上方修正した。売り上げは10月予想と同じ8兆2300億円(前期比10%増)としたが、税引前利益は700億円から800億円(同72%減)、純利益は800億円から1100億円(同11%減)に引き上げ減益率を縮小する。3Q業績が、ゲーム分野の営業利益がPS3の戦略的な価格設定などから前年同期の678億円の黒字から542億円の損失へ悪化したものの、エレクトロニクス部門で液晶テレビ、デジタルカメラが好調に推移、構造改革費用も400億円から300億円に減少、ソニー・エリクソンの業績好調により持分法投資利益が400億円から600億円に増加したことなどが業績を押し上げる。株価は、昨年10月の業績減額時はリチウム電池のリコール問題、PS3の発売延期も含め悪材料出尽くしとして4340円安値で底打ち、反転となった。今回は増額修正にもかかわらず、なお業績浮上は不透明との観測が強まっており、方向感を探る展開が続きそうだ。

記事中の会社を詳しく見る

ソニー (6758)

ページトップ