きょうの動意株

田中化研は業績と期末配当を大幅上方修正しストップ高

4080 田中化学研究所 株価チャート

 田中化学研究所(4080・JQ)は、100円高の1080円と急反発しストップ高となっている。前日に今3月期第3四半期(3Q)決算の開示とともに、今期通期業績の大幅な上方修正と大幅な期末配当の増配を発表、好感する買い物が優勢となっている。業績修正は、3Q業績が前年同期比5%増収、97%経常増益、96%純益増益と高変化したことを踏まえている。主力製品のリチウムイオン電池やニッケル水素電池などの2次電池正極材料が、ハイブリッド自動車向けや携帯電話、ノートパソコンのモバイル向けに好調に推移、高付加価値製品の増加や原料リサイクルによる採算向上、さらにニッケルやコバルトの国際相場の急騰などが寄与した。このため通期業績は、売り上げは期初予想と横並びとしたが、経常利益は4億500万円から8億5000万円(前期比3.2倍)へ、純利益も2億7000万円から4億円(同3.2倍)へそれぞれ上方修正した。期末配当は、前回予想・前期実績の8円に普通配当2円と設立50周年記念配当2円を上乗せし12円へ大幅増配する。株価は、業績伸び悩みによる下値調整から7カ月ぶりに1000円大台を回復したところで、PERは32倍台と割高だが、再びハイブリッド車関連の材料株人気を高めよう。

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