きょうの動意株

野村HDは基準配当を増配も世界連鎖株安止まらず続落

8604 野村ホールディングス 株価チャート

 野村ホールディングス(8604)は、115円安の2365円と6営業日続落となっている。前週末に今期から導入した四半期配当制度に従い、第4四半期の基準配当金を8円と発表、合計基準配当金は32円と前期の24円より増配となり、さらに期末にはこれに業績に応じた利益還元分を上乗せ、配当性向を30%以上とするとしたが、世界連鎖株安による株式市況悪化、手数料収入減などを懸念する売り物をとどめるまでには至っていない。この日の日経株価平均は400円を超す続落となり、業種別騰落率では全業種マイナスとなっているが、証券株は値下がり率ワースとワンとなっている。同社の株価は、昨年12月に同業の日興コーディアルグループ(8603)に不正会計問題が表面化し、上場廃止が懸念されるなかで、法人、個人を問わず顧客離れが進み逆に同社の業容拡大につながるとの思惑から、昨年11月の昨年来安値1843円から反転上昇した。ところが、ここにきて日興CGへ米シティグループの資本支援が伝えられ、また2月28日の世界的同時株安も直撃し売り急ぎの動きとなり、2月23日につけた昨年来高値2855円から急落した。期末の利益還元分の配当額は、実際に決算を集計したうえで決定されるが、前期は24円として実施しており、期末増配期待がいずれ株価下支え効果を発揮することになろう。

記事中の会社を詳しく見る

野村HLD (8604)

ページトップ