きょうの動意株

松坂屋HDは大丸との株式移転比率の思惑高まり買い気配

 松坂屋ホールディングス(3051)は、寄り付きから買い気配を切り上げ50円高の980円買い気配と4日ぶりに急反発している。前日に百貨店業界トップとなる大丸(8234)との経営統合を正式に発表、共同持株会社との株式移転比率換算でさらに上値が見込める思惑が高まり買い先行となっている。同社株は、今年2月17日に大丸との経営統合が報道されて以来、ストップ高を交え、約200円高している。正式発表された経営統合は、関西以西でトップシェアの大丸と中部地区トップの松坂屋HDの店舗補完により全国ネットワークを形成し、品揃えやサービスを充実させることを目的とし、それぞれの商号を存続させるため株式移転による共同持株会社を設立する。持株会社は、5月24日の両社の承認株主総会を経て9月3日に設立され、同時に上場される。両社の上場廃止日は8月28日が予定されている。移転比率は、大丸株式1株に対して持株会社1.4株、松坂屋HD1株に対して同1株が割り当て交付される。移転比率から松坂屋HDには、なお100円幅の上値余地があるとして買い物を誘っている。なお大丸は、65円安の1483円と4日続落となっている。

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