きょうの動意株

日清紡は自己株取得、増配継続でスティール思惑再燃し続伸

3105 日清紡ホールディングス 株価チャート

 日清紡(3105)は、13円高の1505円と続伸している。前日に自己株式の取得と来2008年3月期の配当政策を発表、スティール・パートナーズ関連思惑を増幅している。自己株式の取得は、機動的な資本政策の遂行を可能にする目的で、上限を300万株(発行済み株式数の1.49%)、50億円とし4月2日から4月27日までの間に実施する。一方、配当政策は、今期配当を普通配当10円に創立100周年記念配当5円を上乗せして15円に増配したが、来期も15円配当を普通配当として継続し株主への利益還元を進める。同社は、新日本無線をTOBして自動車関連分野を強化するなどM&Aを積極的に推進しているが、同社自体もM&Aレシオのランキング上位にランクされ、その含み資産がM&A思惑を底流させていた。この思惑を裏付けたのが、2月27日の大量保有報告書で明らかになった投資ファンドのスティール・パートナーズの同社株の5.04%取得で、株価は1614円高値まで急伸した。今回の自社株取得、配当政策ともこの対抗策とも位置付けられるもので、上値を刺激することになろう。

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日清紡HD (3105)

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