きょうの動意株

IRIはストップ安売り気配、監査意見不表明で上場廃止懸念

 インターネット総合研究所(IRI、4741・M監理)は前場、売り気配を切り下げ3000円安の2万3550円売り気配とストップ安売り気配となった。668株の買い物に対して、売り物はなお1万8347株と大きく上回った。前週末3月30日に関東財務局に2006年6月期の半期報告書を提出するとともに、監査法人のトーマツから監査意見を表明しないとの監査報告書を受領したと発表、東証が即日、上場廃止基準に該当するとして同社株を監理ポストに割り当てたことで売り先行となった。同社は、子会社のアイ・エックス・アイ(IXI)の上場廃止懸念が強まったことから、合意していたSBIホールディングス(8473)との経営統合が白紙撤回されたことをきっかけに大きく急落した。トーマツの監査意見不表明は、このIXIが半期報告書を未提出のまま1月21日に民事再生法手続開始の申し立てをし、2月22日に上場廃止になったことから、同子会社の架空循環取引を特定することができず、子会社の損益を除外して半期報告書を作成、提出したことが要因となっている。監理ポスト割り当て後に東証は、同社から聞き取り調査や資料提出を求めて総合的に判断をするが、株価は最悪ケースを先取りしている。

ページトップ