きょうの動意株

新生銀は業績再々減額修正で赤字転落も下げ渋る

8303 新生銀行 株価チャート

 新生銀行(8303)は、寄り付き5円安の558円と小幅反落したが、その後は前日終値を挟み売り買いが交錯している。前日3日に2007年3月期連結業績の今年1月に続く合計3回目の下方修正を発表、純利益が大幅赤字に転落するが、今年3月29日に昨年来安値543円まで売られていただけに、悪材料出尽くし感から下げ渋る動きになっている。同社の3月期業績は、経常収益が今年1月の再減額値を100億円、経常利益は190億円、純利益は980億円それぞれ下回り、純利益は400億円の黒字予想が580億円の赤字に転落する。連結子会社の消費者金融アプラスの業績下方修正などからこれまでも業績修正を続けてきたが、今回は同子会社に対するのれん代減損額610億円、無形資産減損額400億円が大きく負担となった。同社単独決算に優先株式の減損と普通株式の投資損失引当金を計上し、さらに持分法適用会社のシンキの普通株式への投資損失引当金も上乗せしたことからを赤字に転落した。株価は、昨年11月、今年1月と業績修正のたびに下値を探り、3月の公正取引委員会の排除命令も響き、2005年5月の最安値511円以来の安値まで突っ込んだ。なお下値確認運動が続くことになろう。

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