きょうの動意株

OMCカードはダイエー保有株の売却報道を受け急続伸

 オーエムシーカード(8258)は前場、71円高の1020円まで買い進まれ急続伸した。この日付けの日本経済新聞で、親会社のダイエー(8263)が、同社株式の31.8%を売却、今月中旬の第1次入札には三井住友フィナンシャルグループやクレディセゾンなどが応札、株式争奪戦になると伝えられたことが買い手掛かりとなった。ダイエーは、この日寄り付き直後の9時2分のコメントを発表、「当社は財務体質改善に向けさまざまな施策を検討、OMCカード株式売却も選択肢の一つだが、具体的には決まっていない」とした。報道では、同社株式売却は、イオン傘下で経営再生を進めるダイエーの有利子負債削減計画が、2007年2月期末までに目標の1500億円に達せず、2000億円規模にとどまることを要因とした。このため、保有するOMCカード株式の31.8%を6月にも700-800億円で売却すると続けた。この入札を巡り株式争奪戦の激化から株価を刺激する展開も憶測され買い物が集まっている。同社の株価は、アコムの大量保有や親会社の経営再生思惑関連、さらに今年1月発表の丸井とのクレジットカードの業務処理専門の合弁会社設立などを買い手掛かりに動意付いている。業界再編の引き金になるとも観測されており、株価を刺激することになりそうだ。

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