きょうの動意株

三菱重が小反発、有機EL製造装置開発を見直し

7011 三菱重工業 株価チャート

 三菱重工業(7011)は、8円高の768円と3営業日ぶりに小反発し4月12日につけた昨年来高値788円水準で強張る動きを続けている。4月13日から15日まで東京ビックサイトで開催された第17回フラットパネルディスプレイ研究開発・製造技術展に照明用の白色有機EL(エレクトロルミネッセンス)製造装置を出展、15日のNHKテレビニュースなどで、蛍光灯などに変わる新しい照明システムとして高成長が期待されるなどと伝えられたことが改めて下値買いを誘っている。有機ELについては、すでに3月27日にコニカミノルタホールディングス(4902)が、同じ照明用で米GEと戦略的提携契約締結を発表したほか、ソニー(6758)も、薄型テレビとして量産技術のメドをつけ年内発売を表明して株価的にも評価が高まっている。今回の三菱重の参入で役者が揃ったことになり、有機EL関連株が、新しい相場テーマ株として表舞台で活躍することになりそうだ。同社の有機EL製造装置は、4月6日に大型リニア蒸発源式インライン成膜装置の開発として発表済みである。山形県産業技術振興機構有機エレクトロニクス研究所と共同開発したもので、今年中に実証機による性能検証を完了、2009年から商業機を投入するとしている。世界の照明器具市場約9兆円が、有機ELに置き換わる可能性も観測されており、同社にとって原子力発電事業に続く買いテーマとして浮上する。

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三菱重 (7011)

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