きょうの動意株

テーオーシーはダヴィンチのTOB価格にサヤ寄せし買い気配

8841 テーオーシー 株価チャート

 テーオーシー(8841)は、寄り付きから買い気配を切り上げ40円高の923円買い気配と6営業日ぶりに反発している。前日に不動産ファンド運用会社のダヴィンチ・アドバイザーズ(4314・HC)が、同社に対して株式公開買い付け(TOB)を提案、TOB価格1100円にサヤ寄せする動きとなっている。同社は現在、同社の大谷卓男社長が取締役となっている有限会社オオタニファンドによるMBO(経営陣による株式公開買い付け)に賛同し、5月11日までを買い付け期限にMBOを進めているが、今回のTOBは、このMBO価格800円が適切な価格か疑問があり、株主の利益を毀損する可能性があるとして提案された。ダヴィンチの保有する不動産投資、バリューアップへの豊富な実績とノウハウを協働させることにより同社の潜在価値を顕在化できるとしている。ダヴィンチは、グループ会社の有限会社アルガーブを通じて約10%の株式を保有している。TOBは、議決権の50%超を取得し、現在のTOB期間の延長とMBO賛同の見直しを求めている。MBOが発表された翌週明け4月9日のテーオーシーの株価は、MBO価格が前週末終値に対してわずか31円のサヤしかなかったが、MBO価格を上回り100円高の869円とストップ高を演じた。敵対的な企業買収に対する防衛策的な側面があると観測されたためで、今回のMBOはさらに思惑は増幅することになる。

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