きょうの動意株

日興CGが急反発、米シティのTOB成立を正式発表

 日興コーディアルグループ(8603)は前場、89円高の1780円と急反発した。報道各機関の観測報道を受け、この日寄り付き前の8時に正式に株式公開買い付け(TOB)の成立を発表したことが買い手掛かりとなっている。同社は、昨年12月に発覚した不正会計問題に関連する調査報告書を今年1月末に提出し、上場廃止の可能性のある監理ポストを割り当てられ株価は急落したが、3月に米金融大手シティグループが、TOBによるグループ会社化を発表、シティグループ・ジャパン・インベストメンツ・エルエルシーが、TOB価格を当初の1350円から1700円に引き上げ、3月15日から4月26日までを買い付け期間に普通株式、新株予約権のTOBを実施した。この結果は、株式に換算した4億5548万6648株の買い付け予定株式数に対して、5億4119万6777株の応募があり、全部を9200億3500万円で買い付け、TOB後のシティグループ・インクの議決権所有割合は、既保有分も含め61.08%に高まった。今後は、両社で業務分野ごとに作業チームを設けて提携内容を詰めるが、日本での再攻勢態勢を強めるシティの傘下で一段と存在感を高めるとして買い評価された。

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