きょうの動意株

エイチアイが続伸、4月IPOの平均初値倍率は今年最低

 エイチアイ(3846・JQ)は、2万9000円高の46万7000円と3営業日続伸となっている。前週末2日に新規上場時に予想した2007年3月期業績の上方修正を発表、直近IPO(新規株式公開)株人気が高まっている。業績修正は、同社のミドルウエアを搭載した携帯電話台数の出荷台数が予想を上回り、利益率の高い海外市場からのライセンス収入が増加したことが要因となったもので、売り上げは下方修正されたが、純利益は1500万円増額され1億6600万円(前々期比41%増)とした。4月のIPOは、同社を含め13社に達し、同社の初値倍率が2.0倍と最高になったが、2銘柄が公開価格を割る(負け)11勝2敗となり、平均初値倍率も36・5%と2月の42.8%、3月の39.5%を下回る今年最低と不調が続いた。初値後のセカンダリーでも公開価格割れが一時、5銘柄に及び、月末値でもなお3銘柄が浮上できずにいた。連休前後の中断を経て5月22日から再開されるIPOは、なお厳しい選別物色が避けられない。

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