きょうの動意株

昭シェルは減益率縮小の中間業績増額を受け反発

5002 昭和シェル石油 株価チャート

 昭和シェル石油(5002)は、27円高の1448円と反発しこの1年半来の上値フシを上抜く動きを強めている。前日に今12月期第1四半期(1Q)の決算開示に合わせて、6月中間期業績と通期売り上げの上方修正を発表、中間期減益率が縮小することが割安訂正期待を高め買い物を呼んでいる。前日の米国原油先物(WTI)価格が、ナイジェリアの政情悪化から1バーレル=61.81ドルと0.26ドル反発したことも支援材料となっている。同社の中間期業績は、売り上げが期初予想を500億円、経常利益が90億円、純利益が50億円それぞれ上回り、純利益は170億円(前年同期比67%減)と小幅だが減益率を縮小する。原油価格(ドバイ石油)が一時、1バーレル=48ドルまで下落したが、1Q期末に60ドルを突破、第2四半期も同水準を予想していることや石油製品市況も強含みで推移していることが上方修正要因となった。同社は、前期も1Q段階で上方修正したあと中間期、第3四半期と決算発表のたびに上ぶれ修正を繰り返しており、この再現も見込まれる。ただ株価は、業績増額で動意付くものの1400円台の上値フシで再三の撃退となった。再度の挑戦であり、原油価格動向次第ではPER15倍台の割安修正から2005年9月高値1625円が意識されよう。

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昭シェル (5002)

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