きょうの動意株

板硝子は業績下方修正のショックで売り気配

5202 日本板硝子 株価チャート

 日本板硝子(5202)は、寄り付きから売り気配を切り下げ60円安の613円売りへ配と3日ぶりに急落している。5月31日の決算発表に先立ち、前日に2007年3月期業績の下方修正を発表、好業績銘柄を中心に持ち直し傾向を強めている株式市場に冷や水を浴びせ売り先行となっている。同社の3月期業績は、昨年6月に英国ビルキントン社の買収を完了したことに伴い、同7月に売り上げ、利益を大きく拡大する予想を公表した。今回は、売り上げをこの予想の据え置きとしたが、経常利益は170億円、純利益は150億円それぞれ引き下げ、純利益は下回る150億円(前々期比93%増)と増益率を縮小する。燃料コストの増加、上期の国内建築用板ガラスの一部品種での生産調整のほか、ピルキントン社買収後のノレン・無形固定資産償却が計上方法と償却額の変更で81億円膨らんで163億円となったことや欧州委員会独禁法違反疑義でのノレン償却の増加など60億円を計上することが重なって下方修正となった。純利益は、さらに国内関係会社の株式譲渡損失などからさらに下ぶれた。株価は、好決算発表期待で昨年11月安値501円から190円高しただけにしばらく下値探りが続きそうだ。

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板硝子 (5202)

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