きょうの動意株

NOVAは大幅赤字転落着地を嫌い最安値を覗く

 NOVA(4655・JQ)は、2円安の99円と変わらずを挟み2営業日ぶりに反落し今年5月18日につけた上場来安値97円を覗いている。前週末に3月期決算を発表、前期業績が昨年11月の下方修正値を大きく下回り、赤字転落となったことが再び失望感を高めている。同社の前期業績は、売り上げが昨年11月修正値を43億3600万円、経常利益が30億6100万円、純利益が28億500万円それぞれ下回り、純利益は24億9500万円の赤字(前々期は30億7000万円の赤字)と急悪化した。経営方針をこれまでの拠点拡張策から不採算店の撤退・統合などの効率化政策に転換し業績回復を目指したが、今年2月以降に同社外国人講師の薬物所持容疑での逮捕、経済産業省など所掌官庁の立ち入り検査、最高裁での中途解約金返金訴訟の敗訴などの悪材料が重ねり、2-3月の新規入学者の落ち込みが響き下方修正要因となった。今3月期は、事業再構築をさらに進め、売り上げは前期比7%減と続落するが、利益は黒字転換、純利益は6億7300万円と予想している。株価は、相次ぐ悪材料に押されて調整一方となったが、4月に発表した固定資産売却でいったんは持ち直した。最安値をキープできるか、なお先行き予断を許さない。

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