きょうの動意株

キヤノンはSEDの発売再延期も反応なく反発

7751 キヤノン 株価チャート

 キヤノン(7751)は前場、60円高の7040円と反発した。前週末25日に2007年第4四半期に予定していた次世代薄型ディスプレイ「SED(表面電界ディスプレイ)」搭載テレビの発売を再延期する決定を発表したが、価格低下が顕著な薄型テレビの販売競争に巻き込まれないとの評価も高まり、嫌気売りにはつながっていない。発売延期は現在、米国で行われている訴訟の長期化に加え、さらにコストダウンを実現する量産技術の確立を行うためとしている。東芝(6502)も、同日にキヤノンから当初予定していたスケジュールで薄型ディスプレイ「SED」パネルを供給できないとの連絡を受けたため、第4四半期に予定していた同テレビの発売を延期すると発表した。SEDテレビは、低消費電力でブラウン管並みの高精細な映像を表示できるとして期待されているが、同テレビの発売延期は昨年3月に続き2度目となる。株価は、今年4月の第1四半期決算発表時に今期業績を上方修正し、株式分割権利落ち後高値を更新してきた。もともとSEDそのものを株価材料として取り上げてきておらず、業績再評価で高値を窺おう。

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