きょうの動意株

JUKIは業績伸び悩み織り込み下げ過ぎ訂正期待で反発

6440 JUKI 株価チャート

 JUKI(6440)は、16円高の739円と3日ぶりに反発している。5月22日に3月期決算を発表し、今期業績を減収、微増益と予想したことから失望売りに押されていたが、25日移動平均線から5%のマイナスかい離は下げ過ぎとして訂正期待の割安株買いが再燃している。5月24日開催の決算説明会で「訪問販売は販売会社を分社化し赤字店舗閉鎖を進める」(中村和之社長)と大ナタが振るわれることが明らかにされたこともポジティブに評価されている。同社の業績は、中国、アジア向けの工業用ミシンの好調推移やIT(情報技術)産業向けチップマウンターの続伸などから大きく伸び、前期純利益は53億6900万円(前々期比22%増)と連続の過去最高更新となっている。これに対して今期は売り上げ1380億円(前期比1%減)、経常利益120億円(同0.3%増)、純利益66億円(同微増)と伸び悩みを予想、株価面で上値抑制効果を発揮した。減収は家庭用ミシンと宝飾品を中心とし赤字継続となっている訪問販売の一段の縮小を進めるためで、同部門の売り上げは前期の39億円減に続き、29億円の減少を予想している。今年4月に同部門を分社化して全国77支店の独立採算体制を強め、不採算支店を閉鎖する。工業用ミシン、産業機器とも好調に推移しており、同部門の黒字化から来期以降の業績再飛躍が有力となる。株価は、純益伸び悩みでもPER14倍台と割安であり、下値妙味は拡大してくる。

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