きょうの動意株

モリテックスは急反発、IDECが個人株主向け説明会

 モリテックス(7714)は、18円高の700円と急反発している。前日に同社の筆頭株主で株主提案をしているIDEC(6652)が、同社の個人株主向けに株主提案の説明会を開催すると発表、6月27日の定時株主総会を前に経営権争奪戦が激化すると思惑が高まり買い物を誘発している。説明会は、6月18日に東京、19日に名古屋、20日に大阪で開催予定で、株主提案の内容と同社経営の基本方針を理解してもらうことを目的としている。同社は、モリテックスの従業員にも説明会開催を要請したが拒否され、従業員からは株主提案への反対を表明されている。株主提案そのものは、両社が業務・資本提携を発表したあと短期間で申し入れられたとしてモリテックスの反発を買い、さらに提案のなかにモリテックス前社長の森戸裕幸氏の取締役選任が含まれたことが反対表明につながった。その後、森戸氏自身は取締役選任を辞退したものの、両社の間に生じた溝は埋まっていない。この間、株価は大きく反応することはなかったが、株主総会を前にした個人株主説明会で外堀を埋め、今後の経営権の行方に少なからぬ影響を与えるとして思惑が高まり株価を刺激しそうだ。なおIDECは、8円安の1781円と小幅続落している。

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