きょうの動意株

テイカは純益伸び悩み織り込み低位割安株思惑から小反発

4027 テイカ 株価チャート

 テイカ(4027)は、5円高の385円と小反発している。5月18日の3月期決算発表で、今期純利益を小幅続伸と予想したことから材料出尽くしとして、昨年来安値水準での下値固め継続となっていたが、PER、PBRとも割安としてリバウンド、さらに低位値ごろを手掛かりに下値買いが続いている。同社の今期業績は、売り上げ321億円(前期比5%増)、経常利益19億円(同19%増)、純利益11億円(同2%増)と予想されている。前期は、決算発表前に上方修正されたものの、営業利益、経常利益は前々期比減益で着地し、純利益のみが10億7200万円(前々期比11%増)と伸び過去最高を更新した。これは、主力の酸化チタンが、自動車塗料向けに、微粒子酸化チタンなどの表面処理製品が化粧品向けに増加したものの、原材料価格上昇の価格転嫁が十分でなく減益となった。これに対し純利益は、岡山新工場(岡山県赤磐市)建設に伴い企業立地促進奨励金などを特別利益に計上したことから2ケタ増益となった。今期は、この特別利益一巡から純利益は小幅続伸にとどまるが、営業利益、経常利益は、昨年の表面処理製品工場の順調な稼働も寄与し逆に2ケタ増益となる。PERは17倍台、PBRは0.8倍となお割り負けており、一段の浮上が期待される。

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