きょうの動意株

ナルミヤインターはTOBがMM人気刺激し急反発

 ナルミヤ・インターナショナル(3364・JQ)は、4300円高の6万9800円と急反発している。前日にSBIホールディングス(8473)の子会社SBIキャピタルの投資事業組合が、同社株式を株式公開買い付け(TOB)をすると発表、同社や創業者一族の成宮雄三社長も賛同を表明したことからマーケットメーク(MM)銘柄人気を刺激し、TOB価格7万円にサヤ寄せする動きを強めている。TOBは、百貨店からショッピングセンターへのシフトやブランド展開の遅れで業績低迷の続くナルミヤインターが、かわでん(6648・JQ)の経営再建、再上場で企業再生の実績のあるSBIキャピタルの協力により、販売チャンネル、ブランドコンセプトなどの根本的な経営転換を図ることを目的に実施される。とくに取得株式の一部6.5%が譲渡されるリヴァンプ(東京都港区)は、ファーストリテイリングの前社長玉塚元一氏が代表パートナーを務めるなど流通・小売り・消費財分野を得意領域としており、企業価値向上に資するとしている。買い付け期間は7月11日から8月22日までの30営業日、買い付け株式数は3万6434株(発行済み株式数の33.33%)から7万2849株(同66.65%)、買い付け代金は50億9943万円を予定、TOB後も上場は維持される。株価は、今年3月に上場来安値5万4300円まで売られるなど底ばいを続けており、起死回生策となる。

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