きょうの動意株

特種東海HDは日清紡との事業・資本提携に反応し急反発

3708 特種東海製紙 株価チャート

 特種東海ホールディングス(3708)は、寄り付きの買い気配から20円高の318円と急反発し経営統合後の6月安値294円から出直り基調を強めている。前日に日清紡(3105)と事業提携の検討開始と、それに先立つ資本提携を発表、買い手掛かりとなっている。日清紡が、かつて新日本無線の連結子会社のために旧村上ファンドとTOB(株式公開買い付け)合戦を演じ、新日本無線の株価が急騰したことも連想を誘っている。事業提携は、厳しい業界環境下、特殊紙・家庭紙の紙製品事業を展開し、静岡県に工場を保有する日清紡と、同じく産業用紙・特殊紙・家庭紙を3本柱として静岡県を基盤とする特種東海HDが、相互の技術力を生かして新製品の開発や生産の最適化を目指し検討を開始する。この前段として日清紡は、特種東海HDの株式を520万株(発行済み株式総数の3.1%)取得し、特種東海HDも日清紡株式50万株(同0.2%)を取得する。特種東海HDの子会社・特種製紙は、今年6月に王子製紙との間でやはり株式を持ち合い、王子製紙は特種製紙株を2.4%取得しており、再び業界再編思惑が高まることになりそうだ。株価は、経営統合以来の安値追いが続いているが、逆張り思惑を高めよう。なお、日清紡は、26円安の1638円と続落している。

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特種東海紙 (3708)

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