きょうの動意株

京セラは1Q2ケタ増益、NYダウ反発もADR安響き続落

6971 京セラ 株価チャート

 京セラ(6971)は、930円安の1万1340と3営業日続落となっている。前日に発表した今3月期第1四半期(1Q)決算が、2ケタ増益で着地し、週明け30日のNYダウが、92ドル84セント高の1万3358ドル31セントと3営業日ぶりに反発、為替相場も0.45円円安の1ドル=119.00ー.1円と反落したが、通期予想業績を据え置いたことや同社の前日ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して179円安(円換算値)で引けたことも響き売り先行となっている。同社の1Q業績は、前年同期比8%増収、12%税引前純益増益、24%純益増益となり、利益水準も期初の通期予想に対して24%の進捗率と順調だった。半導体製造装置用のファインセラミック部品や薄型テレビ、ゲーム機向けのセラミックコンデンサー、携帯端末向け水晶デバイスなどの部品事業の売り上げが伸び、利益面では機器事業の通信関連事業の収益が改善、受取利息・配当金、持分法投資利益が増加したことも加わり2ケタ増益となった。今期通期業績は、期初予想を据え置いた。株価は、4月末に発表した今期純利益を1030億円(前期比3%減)と小幅減益を予想したが、前期計上の移転価格課税の還付税額を差し引くと実質的には増益になるとして上値追いに弾みをつけた。株不足が続くなど強弱感が拮抗しており、当面は値動きの荒い展開が続きそうだ。

記事中の会社を詳しく見る

京セラ (6971)

ページトップ