きょうの動意株

出光興産は通期業績増額と原油価格最高値が相乗し反発

5019 出光興産 株価チャート

 出光興産(5019)は、180円高の1万3950円と反発している。前日に今3月期第1四半期(1Q)決算と同時に発表した今期通期業績の上方修正が反発の手掛かりで、同じく2日の米国市場で原油先物(WTI)価格が一時、1バーレル=78.28ドルまで買われ昨年7月14日以来の過去最高値を更新したことも、さらに業績上ぶれ期待を高め買い方有利となっている。同社の今期業績は、5月の決算発表時は前期の相次ぐ上方修正、過去最高純利益から一転して減収・2ケタ減益を予想、株価は上場来高値1万5940円から窓を開けて急落、1株純資産水準を固める調整を続けてきた。アジア、中東での設備能力増強による石油化学製品の市況悪化、原油価格低下などで慎重に予想していたが、1Q業績は、前年同期比0.7%減収、48%経常減益、74%純益減益と伸び悩み、中間期業績も売り上げは期初予想を1800億円上回ったが、利益は下方修正され減益率を拡大する。ただ通期業績は、8月以降の原油価格を1バーレル=70ドル、為替レートを1ドル=122円と期初の各60ドル、115円から変更、上方修正となる。経常利益は50億円上積みして減益率を縮小、純利益は期初予想290億円(前期比30%減)を据え置く。逆行高の展開に弾みがつこう。

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出光興産 (5019)

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