きょうの動意株

国際帝石は業績増額も米株安で利益確定売りが交錯し反落

1605 国際石油開発帝石 株価チャート

 国際石油帝石ホールディングス(1605)は、4万円安の105円で寄り付き3日ぶりに反落し、安値後はやや下げ渋りとなっている。前日の第1四半期(1Q)決算開示に合わせて9月中間期・3月通期業績の上方修正を発表、減益幅を縮めたが、前日取引時間中に明らかにしたLNG受入基地建設の検討開始で続伸していただけに利益確定売りが交錯、9日の米国市場の株価急反落や原油先物(WTI)価格が、0.56ドル安の1バーレル=71.59ドルと続落したこともアゲインストになっている。上方修正のうち通期業績は、売り上げが期初予想を1520億円、経常利益が1090億円、純利益が240億円それぞれ引き上げられ、純利益は1200億円(前期比27%減)と減益率を縮小する。原油価格(ブレント)を期初に通期で1バーレル=55ドル、為替レートを1ドル=110円と想定していたのをそれぞれ第2四半期70ドル、115円、下期平均60ドル、115円と見直した原油価格の上昇が業績を押し上げる。同社の前期業績は、昨年8月の1Q決算発表以来、決算発表のたびに合計4回も上方修正され、今期業績を減益と予想したにもかかわらず原油価格高騰、海外探鉱の拡大とともに株高が続き、7月に上場来高値130万円まで買われた。依然として原油価格動向で一喜一憂が続こう。

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国際帝石 (1605)

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