きょうの動意株

日電硝は液晶基板増産報道も反応限定的で続落

5214 日本電気硝子 株価チャート

 日本電気硝子(5214)は、68円安の1778円と続落している。この日付けの日本経済新聞で、同社が2007年末をメドに滋賀県の工場に約350億円を投資、液晶パネル用ガラス基板の生産能力を約1割増強、2008年度末には約70億円を投資し、プラズマ用の加工能力も倍増する計画で、世界大手の米コーニング、旭硝子を追撃すると伝えられたが、このところ下げのキツい銘柄ほど戻りが大きいとする「リターン・リバーサル」で100円高したとだけに反応は限定的で、利益確定売りに押されている。ただ安値後は下げ渋っている。同社は、世界的な薄型テレビの普及、拡大を背景に、ブラウン管(CRT)用ガラスから薄型パネルディスプレイ(FPD)ガラスへの転換を進め、2004年の米生産拠点の生産停止、2005年の国内生産撤退、2006年の中国合弁事業解消などが、相次ぎリストラの好材料として株価を押し上げており、今回も連想を強めている。株価は、今3月期業績の伸び悩み予想、7月25日に発表した今期第1四半期決算の大幅減益予着地などが響き、この7月に窓を開けて650円幅の急落となったばかりである。25日移動平均線からは10%下方かい離し信用買い残もピークからは半減水準となっているだけに、戻りを探るタイミングにはなっているようだ。

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日電硝 (5214)

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