きょうの動意株

松下は電池パック回収に米NYダウ207ドル安重なり安値更新

6752 パナソニック 株価チャート

 松下電器産業(6752)は、寄り付きの売り気配から145円安の1975円まで売られて前日の変わらずを含め4営業日続落、8月6日につけた年初来安値2065円を一気に下抜いている。前日にノキア製携帯電話に搭載した電池パックの回収を発表、同じく14日の米国市場でNYダウが207ドル61セント安の1万3028ドル92セントと4営業日続落し、4月13日以来の安値となり、為替も0.70円安の1ドル=117.50ー60円と円高に振れたことも重なり売り先行となっている。同社のADR(預託証券)も、東京市場の終値対比で48円安(円換算値)で引けており売り加速材料となっている。電池パック回収は、同社全額出資子会社の松下電池工業が、2005年12月から2006年11月にかけ製造したリチウムイオン電池が、充電中にショート、過熱・膨張して電話機本体から外れる事故が国内で2件、海外でも約100件起ったことに対応し実施される。出荷台数は、国内で約16万個、全世界で4600万個に達しており、全数回収には約180億円、関連費用を含めると数百億円の回収費用が発生するとも観測されている。同電池回収は、世界トップの三洋電機やソニーでも発生、株価を押し下げた。同社自身、昨年秋から今年2月にかけてFF式石油暖房機の引き取り回収や小型湯沸し器事故などの製品欠陥問題が、株価急落を招いている。このところの株価続落で13週移動平均線からは10%超のマイナスかい離となっており、どの水準で下げ止まるか全般相場にも大きく影響する。

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